量子論、宇宙論など
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読んで印象に残った本などをレビューします。
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(サブノート)
- Link > amazon:宇宙は本当にひとつなのか―最新宇宙論入門 (ブルーバックス)
- Link > amazon:量子力学の哲学――非実在性・非局所性・粒子と波の二重性 (講談社現代新書)
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とても分かりやすく、読みやすい本ですね。

2003年に、観測の結果から宇宙全体のエネルギー内訳が明らかになり、それによると、星や銀河、それを形作る全ての元素のエネルギーは、宇宙全体の4.4%にすぎず、残りは全く目に見えないもので、残り96%の内訳は、23%が暗黒物質、73%が暗黒エネルギーと、名前は付いているけれど正体は不明のエネルギーということで、宇宙のほとんど全てについて、私たちはよくわかっていない、ということが明らかになったそうです。

それらのエネルギーを説明するための理論として多次元宇宙や多元宇宙(宇宙がたくさんある)などが有力視されているということで、SF以上にSF的な、最新宇宙論を素人にもわかりやすく垣間見せてくれる本で、不思議さと謎の多さに驚きながら、一気に読めました。


量子力学の解釈問題(パラドックス)を中心に、ミクロの世界での物質挙動の不思議さをわかりやすく説明しています。

数式も使わない概念的な説明なので、もちろん雰囲気をつかむ程度の話にはなってしまうけれど、そのレベルではわかりやすく説明することに成功していると思います。
それでも、やはり少し固い感じの文章で、少しとっつきにくさはあるかもしれません。
まあ、テーマがテーマなだけに、これ以上簡単に説明するのも難しいかもしれない、という気はしますが。

この本を読んで、量子力学をもっと深く理解してみたくなりました。
次は、数式レベルまで踏み込んだ勉強をしてみたいですね。



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