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読んで印象に残った本などをレビューします。
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    ノート表示(LV2)
経済や社会の変化に合わせて、福祉など仕組みも見直されなければならないのは当然ですね。

特に、戦後日本のような、高度成長と停滞、急激な人口増加と減少、といった、短い期間で社会環境に大きな変化がある場合、変化への対応がなされなければ大きな問題となるのは当然だと思います。

経済成長を前提とした社会設計から、成長のない「定常経済」と、それにマッチした社会への移行。
この本では、その必然性を説いています。
現在の日本は、これに取り組もうともしていませんね。
将来から借金しながら、このシフトを無理やり先延ばしにして、問題を悪化させてすらいると思います。
成長時代を生きた老人が多数者の社会では、シフトはなかなか難しいかもしれません。
しかし、先延ばしにも限界があります。

これまでの社会変化の大きな流れを踏まえて、「これから」をどう考えていったらいいのか、考えるきっかけを与えてくれる本だと思います。

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