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読んで印象に残った本などをレビューします。
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これを読まずに何を読む、という古典中の古典ですね。

全て西洋の、思想、科学、社会制度、芸術、etc... はここから生まれたといっても過言でないと思います。

我々が現代社会に生きる上で、そのルーツを知ることはとても大切なこと。
しかし、日本はその前の社会とはあまり脈絡なく突然西洋化したので、その(現代社会の)発展の経緯や、その土台にある聖書の精神についてはけっこう他人事というか、関係ないと捉えてしまいがちと思います。

しかし、西洋に追いつけ追い越せの発展プロセスが一段落して、何処に向かって進めば良いのか、もう一度しっかり考え直さなければならない今、現代社会のルーツとなるもの(我々は何処から来たのか)をしっかり理解し、未来を考えていくことはとても重要だと思います。

その最初の一歩となるのが、聖書。
これを読まねば、世界のことがまるで分からない、それくらいの本だと思います。

「和魂洋才」もいいけれど、結局それでは魂の入っていない「西洋文明の抜け殻」を適当に借りてきて着ている、というレベルの、とても浅い理解に留まってしまい、応用のきかないものになってしまうと思うのです。日本人が本質論が苦手なのは、そもそもこの世界の本質から目を背け続けているから、かもしれません(?)

ちなみに、聖書を読むときは、最初から旧約聖書はちょっと重いので、まずは新約聖書から読むのが吉だと思います。興味が出たら旧約へ進むと面白く読めると思います。新約→旧約→新約の順で読むのが理想じゃないでしょうか。

私の場合は、新約→旧約→新約で2回目に新約を読んだときに、ようやく新約の本当の意味が理解できた(かな?)という感じです。

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