Link
サイズ:     
読んで印象に残った本などをレビューします。
小分類  

Loading ...

    ノート表示(LV2)
この本は、ユダヤ教に入信した日本人が、様々な体験を通して学んだその文化と様々な驚きについて教えてくれる本です。
宗教というものに対して日本人が抱きがちな固定観念(闇雲に信じる、論理的でない、など)を取り払ってくれる面白い本だと思います。

特に、ユダヤ人は子供の頃から聖書を題材に様々な議論をすることで、批判的思考力を養っているというのは、目からウロコという感じでした。
安息日は生産的な事は何もしてはならず、それが平日の活力になっているというのも面白いです。
家庭内で宗教と教育が分かち難く結びつき、それがユダヤ人の優秀さを生み出しているとしたら、宗教というものが(現世的な意味でも)いかにバカにならないか、と感じさせてくれます。

ところで「目からウロコ」は、使徒パウロが啓示を受けて改心した時に目からウロコのようなものが落ちた、という話(新約聖書)から来ていると、知ってました?
目からウロコではありませんか?(笑)

  sub_notes (LV3)   全て開く   全て閉じる

  コメント

  コメントを書く
ads