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読んで印象に残った本などをレビューします。

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未だ途中で止まっているのだけど、とりあえずのレビューを書きます。

平易な言葉で分かりやすく著者の考えが述べられていて、面白い。
決して難しくはない。長いけど。

この時代にこれだけの思考ができたことに驚くし、昔と今の社会の変わったところ、変わらないところなども見えてきて面白い。
そしてとにかく、世界を俯瞰する思考の広さ、深さは圧巻。
さすがは経済学の祖、と思える本です。

それにしても、現在のように分業化、専門化、細分化、された社会で、これだけ全体を俯瞰して思考をまとめることのできる人間がいるだろうか、と考えさせられます。
ダーウィンの「種の起源」、トクヴィルの「アメリカのデモクラシー」などの本でも同じように感じます。

アダムスミス自身が、工業化が進むと社会、仕事が分解されて人間が愚かになると警告しているそうですが、まさにその通りになっているのではないか、と思わされます。

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