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読んで印象に残った本などをレビューします。

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    ノート表示(LV2)
近代科学を創った人達が、信仰心による探求を原動力として、科学の世界を確立していった流れが見える本です。

ニュートンをはじめ近代科学の創始者たちは皆、信仰心を原動力として真理の探求を行ってきました。
その後の歴史においても、アインシュタインが「宗教なき科学は不具であり、科学なき宗教は盲目である」と言ったように、両者を補完する関係として共に発展してきた歴史があります。(歴史的な科学者、発明者の多くが人並み以上の信仰を持っています)

ところが、日本に暮らしていると、日本の歴史/社会に発展の歴史が刻まれていないので、そのあたりの関係が見えず、「人間社会には科学さえあれば十分である」といった錯覚に陥りがちです。

この本でも書かれていますが、真理は一つであり、それは公共のものである、というキリスト教からの精神が、真理探求の土壌を作り、議論する土壌を作り、情報を共有する土壌を作ってきたのだろうと思います。
その流れの先に、オープンソースと情報の共有からなる、ITの発展もあると考えています。

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