追加の考察等(1):歴史的状況の考察
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UnitNoteの開発者です。

がんばって作っています。
XのAI、Grokを試しに使ってみたら、大変面白い展開になったのでシェアします。

AI安全制御の話から始まり、気候変動対策、資本主義のアップデート方法へと話は進み、最後には、(不可能としか思えない)気候問題解決も、こんなシナリオならあるいは・・とも思えるアイデアへと収束します。

このシナリオを実現する方法はないでしょうか?
我々人類に残された時間は、あと僅かです。
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追加の考察等(1):歴史的状況の考察   LV2     Link:no title  
#### **1. 歴史的状況の考察**

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> - **工業化以来の経済システムと転換点**
> - 産業革命からの約250年間、20世紀までは、世界は工業化を前提としたシステム作りを行ってきましたが、その段階ではITのような最適化の手段は存在せず、また環境への影響も十分には可視化されていなかったことから、環境コストをゼロとみなして、生産/消費の過剰、重複、無駄等を積極的に許容しながら、ひたすら生産、消費の拡大(GDP拡大)を図ってきました。
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> - しかしながら、21世紀に入り、明らかに地球の許容度を超えた経済活動になっていることがはっきりしてきました(地球環境は有限、環境コストはゼロでは無い)。また、ITの発達により、今までは存在しなかった、最適化の手段が手に入ります。
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> - これらにより、21世紀のメインテーマは、IT等の最適化手段を活用し、今までに存在した無駄や重複を最大限排除して、持続可能な経済社会システムへと到達すること、ということになるのではと思います。

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> - **消費社会へのブレーキの必要性**
> - 同時に、いくら新技術を駆使し、無駄を排除し、効率化を行なったところで、現在の経済拡張路線を続けることができないことは明らかで、消費生産を縮小しつつも豊かな生活を確保する、ダウンサイズ方向での、成熟社会へのシフトも必要になるはずです。
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> - ここまで、20世紀型の経済拡張路線(GDP拡大)を正当化してきたのは、環境コストをゼロと見なすことで、工業生産やエネルギー消費によって、非常に安価に便益を得ることができたこと、また、工業化経済には、大量生産をはじめ裾野の広い労働需要が存在したため、「労働参加による自然な分配」で、経済成長から社会に富が行き渡るという大前提が存在したこと、などがあります。
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> - しかしながら、環境コストを考慮に入れれば、本来全ての生産消費はより高価になるはずであり、地球環境が限界点を迎える現在、「生産、消費が善」という図式はなかなか成り立たなくなるはずです。

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> - **IT化による経済変化**
> - また、IT化経済では、これまでの多くの工業製品はスマホやPCのソフトウェアに置き換わり、生産過程は必然的に縮小することになります。
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> - ソフトウェアはコピーが容易であり、またサーバを通じて世界からサービス利用が可能です。
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> - 結果、工業化時代に存在した、大量生産、流通、販売など、関連する多くの労働が不要となりますが、これらは工業化時代の「労働参加を通じた自然な分配」の社会前提を破壊し、一部の人々に多くの富と権力が集中する一方で、その他の多くの人々は苦しい生活を余儀なくされることになります。
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> - 加えて、最近ではAIも登場し、加速度的に進歩していくことが見えており、現在の傾向にさらに拍車がかかっていくことは間違いないでしょう。単なる延長線では、将来的にはシステムとして成り立たなくなっていく可能性もありそうです。
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> - 一方で、IT化の進展や、持続可能社会へのシフトにおける最大の貢献は、効率化を進め、作業や労働を「減らし」ていくことであり、今までの「増やす」ことで富を得る、労働、経済原則は、むしろ進展の足枷になる可能性もあります。

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> - **経済変質への対応の遅れ**
> - これらの大きな状況変化があるにもかかわらず、社会のベースになっている経済理論やルールは、旧来の「工業化社会前提」のままであり、ルールと現状の間に大きなギャップが生じています。現在のIT長者、メガテック企業等はある意味、これらのギャップを突いて、不当なまでの利益、権力を手にしている、とも言えるかもしれません。
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> - もちろんITの人間といえども、所属する社会で、教育を受け、衣食住を得て生活し、提供される様々なインフラやサービスを利用した上に、ビジネスを成り立たせているわけであり、現在のような「勝者総取り」の構図が果たして公正と言えるのか、という点には大いに疑問符がつくのではないかと思います。
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> - しかしながら、彼らが意図的にそうしてきたというよりは(そういう面もあるかもしれませんが)、そういう状況がたまたま目の前にあった、ということであり、経済学者や行政が、変化に対して迅速に理論の更新、ルールのアップデートをして来れなかったことの方に、より大きな問題があるのではないかと思います。
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> - 一方で、経済システムや、再分配ルールの根本的変更を、一国内で検討・実施しても、(グローバル化が進んだ現在では)内外の競争条件が異なってしまうのであれば、うまく機能しない事は明らかです。
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> - そういった、根本的な状況の変化に対して、グローバル単位での解決を探っていく「強い必要性」が生まれているにもかかわらず、そういったものを受け持つ「グローバル機関」が存在しないため、取りうる対策が極めて限定的なものになってしまっている、という構図があるように思います。
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> - 現在アメリカ社会に見られる極端な格差は、それら対応の遅れをよく表していると思います。

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