追加の考察等(5):若者への権限移譲の必然性
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UnitNoteの開発者です。

がんばって作っています。
XのAI、Grokを試しに使ってみたら、大変面白い展開になったのでシェアします。

AI安全制御の話から始まり、気候変動対策、資本主義のアップデート方法へと話は進み、最後には、(不可能としか思えない)気候問題解決も、こんなシナリオならあるいは・・とも思えるアイデアへと収束します。

このシナリオを実現する方法はないでしょうか?
我々人類に残された時間は、あと僅かです。
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#### **5. 若者への権限移譲の必然性**

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> - **経済弱者ーー搾取される側へ**
> - 戦後の成長経済のようには、誰もが豊かになれるわけではなくなった現在、最初に様々な問題の結果を被ることになるのは、経済的弱者です。そして近年の、変化が常態化し、競争激化し、格差の大きくなった社会状況の中では、資産を持たず、経験も少ない若者達は、極めて不安定で脆弱な環境に置かれることになります。
> - さらに、近い将来には、AGIによる大きな社会変化や、環境破壊による大ダメージ等も想定される状況にあり、このままでは大きな社会負債を背負わされることになるのは確実です。

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> - **世代間裁定の不在**
> - しかしながら、現在の社会が抱える様々な問題、状況を作り出してきたはずの世代は、自らがその結果を受け取ることはなく、また、(比較的幸運な時代を生きてきた中で)十分な安定も手にしているため、それらの厳しい状況を正しく認識することはできません。そのため、問題解決は、まるごと次世代へと手渡されていくことになります。
> - 上世代の立場では、自らは成果だけを手にし、失敗や問題解決は次世代へと手渡す、ということが可能な状況であり、このままではそうなる可能性が高いでしょう。
> - なぜならば、これまでの世界では、経済社会の継続的な進歩発展があったため、基本的に後世代は前世代より良い生活を送ることができる、という前提がありました。そのため、順番にバトンを渡してさえ行けば、大筋において公正は保たれ、世代間の不公平や格差等を裁定する大きな必要性がなかったため、現在の社会にそのようなシステム(世代間裁定)が実装されていないからです。
> - また、従来の民主主義での前提であった、ピラミッド型の人口構成は、一定の裁定機能を果たしていたであろうと思われますが、高齢化の進む社会では、そのような裁定も機能しなくなっています。

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> - **世代間裁定の必要性**
> - しかしながら、問題が生み出されるタイミングと、その結果を受け取るタイミングには当然時間差があり、従来通りシステムに従ってさえいれば自動的に公正が保たれるとは限らないことは明らかです。
> - 例えば、現在の温暖化の原因となっている温室効果ガス排出の大部分は、戦後になってからのもの(全体の約75~80%)ですが、その間に先進国、一部新興国の人々は、大きな経済発展により、経済的に恵まれた生活を送り、多くの資産を手にしてきました。
> - さらに、気候変動問題が国際的に認識され始めた時期(IPCC設立・国連気候変動枠組条約交渉の開始)である、1990年以降の排出量は戦後排出の50%(過去全体の40%)を占めており、問題が認識されてからも、人類は過去最大レベルの排出を続けてきてしまったという事実があります。(排出中心は先進国から中国等の新興国へとシフト)
> - このような状況にあって、「先進各国は削減目標に向けて順調に削減を進めている(我々は悪くない)」と言っても、国内で脱工業化が進んだ結果、新興国等から多くの資材、商品を買うようになり、排出過程が国外に移動したということに過ぎず、到底責任を果たしたことにはなりません。
> - つまり、この時期に先進国等が享受してきた「豊かさ」は、(結果的には)後世代や途上国からの環境収奪により得られた富と安定だったわけであり、既に原因と結果(温室効果ガスの環境影響)がはっきりしている以上、単純に得た富をそのまま自分のものとしていいものか、大きな疑問があります。
> - あるいはそのように得た富が、相続等の経路で後世代へ受け渡されるとしても、それは公式なルートではなく、受け取れる人間とそうでない人間にばらつきが生まれます。しかしながら、問題の結果を受け取るのは後世代共通であるわけで、そのようなルートでは世代の責任を果たし、社会的公正を保つことにはならないでしょう。
> - 同様に、グローバル化の進展によって大きな富を手にしてきた世代がある一方で、その結果として生じた格差社会で、苦しく不安定な生活を余儀なくされる世代が存在します。
> - このように、現在は世代ごとの社会変化、状況変化が大きく、(従来には見られなかった)後世代が大きなマイナスを背負う状況が大変多くなっています。
> - そのような中、問題に直面する当事者である世代が、(問題を生み出した側が作ってきた)賞味期限切れシステムの中で、不安定な立場に置かれ、生き延びるのに精一杯、という状況では、(温暖化等)問題解決には程遠く、また到底公正とは言えないのではないか、と思います。

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> - **権限譲渡の必要性**
> - 本来であれば、このような状況(世代状況格差)を裁定する理論、システム等を新たに検討することが、理にかなったことなのではないかとも思われますが、現在の変化スピードはあまりに早く、また、原因と結果の定量的評価も大変難しいことから、そのような手順を踏んでいては、目前に迫った問題解決のタイムリミットに、到底間に合わないことは明らかです。
> - そう考えると、現実解としては、現時点で感じ取ることができる不公平/不平等を、直感に従って、上世代が後世代へと一気に手渡していく、といった形で解決を図るしかないのではないか、と感じます。
> - もちろん、権限譲渡が、世代間の利得是正だけが目的ではないことは当然ですが、それだけの責任が上世代にはあり、それだけの権利が後世代にはある、と考えることも必要なのではないかと思います。

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> - **若者の力の解放**
> - また、時代変化が前例のないほど急速な現在、最新状況のプラスとマイナスをミックスして、新たな解決策を生み出していくことができるのは若者世代こそではないか、と思いますし、前例に捉われない大きなジャンプを生み出すことができるのはやはり、(既定概念に毒されず、しがらみの小さい)若者達であるでしょう。
> - 歴史的な転換が求められる現在、(期限切れの既存社会に生きる)上世代は、思い切ってそこに賭けてみるという覚悟を持つべきであり、同時にそれは、合理的な選択でもあるのではないかと思います。
> - ネズミ講を続けた挙句に、最後には若者がババを引く、という結末だけは、なんとしても避けなければならないのではないでしょうか。

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