強すぎる自民党の病理
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最近読んだものを中心に、個人的にオススメの本を紹介します。
(最近といってもだいぶ前ですが!本当の最近は本を読めていません)
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戦後からの政治の流れを中心に、日本社会の問題を整理している本です。

現在、「支持政党なし」が半分近くで、自民党一強と言いながらも消極的な支持であり、国民の多くが現在の政治に一種の諦めを感じているのではないかと思います。
世代間の大きな環境の差と不公平、そしてそれを解消する手段を持たない若者世代。
時代にあった舵取り不在のための産業競争力の低下と、それによる長時間労働の慢性化、貧困、格差の拡大。
政治が数の論理でしか動けないとすれば、数において優る高齢者のための社会になってしまうのは避けられません。

現在の日本は「大きな政府」対「小さな政府」といった、ごく当たり前の政策論争すら存在しません。
自民党も民進党も、大きな政府指向であり、方向は違えどバラマキを指向している点では同罪といえます。
なぜこのような社会になってしまったのか。我々に解決への道は与えられているのか。
このような現状に至るまでの流れを書いたのがこの本です。

解決方法は自分たちで考えるしかありませんが、まずは問題の所在と、戦う相手を明確にする意味でも、過去を整理しておくことは重要ではないかと思います。
(本文なし)

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