[対話] AMOC崩壊、気候変動の捉え方
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UnitNoteの開発者です。

がんばって作っています。
XのAI、Grokを試しに使ってみたら、大変面白い展開になったのでシェアします。

AI安全制御の話から始まり、気候変動対策、資本主義のアップデート方法へと話は進み、最後には、(不可能としか思えない)気候問題解決も、こんなシナリオならあるいは・・とも思えるアイデアへと収束します。

このシナリオを実現する方法はないでしょうか?
我々人類に残された時間は、あと僅かです。
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[対話] AMOC崩壊、気候変動の捉え方   LV1     Link:no title  
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#### sub-notes
- 対話1:大西洋子午面循環 (AMOC) の崩壊とは?
- 対話2:AMOC崩壊の影響
- 対話3:AMOC崩壊によるCO₂放出
- 対話4:AMOC・氷床・永久凍土の「暴走連鎖」の可能性
- 対話5:気候変動は非線形なプロセス
- 対話6:地球システムを「生命」として捉える視点

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#### メモ
> - 「AMOC崩壊、気候変動の捉え方」に関して、さらに掘り下げるため、ChatGPTと対話しました。
> - AMOC(大西洋子午面循環)の崩壊とその影響について尋ね、そこから、地球環境を生命体のように捉えたリスク管理の必要性(突然死を防ぐ)について掘り下げている対話です。

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#### 参考動画

- 対話1:大西洋子午面循環 (AMOC) の崩壊とは?
- AMOC:[AMOC](https://unitnote.com/task_cal?snote=60238)
(本文なし)

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#### **(私)**

気候変動のTipping pointとして挙げられている、AMOCの崩壊について、分かっていることを教えてください。

- [参考動画] AMOC:[AMOC](https://unitnote.com/task_cal?snote=60238)

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#### **(ChatGPT)**

#### **大西洋子午面循環 (AMOC) の崩壊とは? **
AMOC(Atlantic Meridional Overturning Circulation)は、北大西洋を中心とする海洋の大規模な循環システムの一部であり、暖かい表層水が北上し、冷えて沈み込むことで形成される「コンベアベルト」のような流れです。この循環は、地球の気候に大きな影響を及ぼしており、特に北半球の気温や降水パターンに関与しています。

#### **AMOC崩壊の可能性**
現在の科学的研究によると、AMOCは気候変動のティッピングポイント(臨界点)の一つであり、一定の閾値を超えると急激に弱体化、あるいは完全に停止する可能性が指摘されています。主な原因として以下の点が挙げられます。

1. **グリーンランド氷床の融解**
- 氷床の融解により、北大西洋に大量の淡水が流入すると、海水の塩分濃度が低下し、密度が下がるため沈み込みが妨げられる。

2. **地球温暖化による海水温の上昇**
- 温暖化が進むと、熱帯から流れてくる海水の温度が高くなり、沈み込みがさらに困難になる。

3. **降水量の変化**
- 気候変動により北大西洋周辺での降水量が増加すると、海水の塩分濃度が薄まり、同様に沈み込みが妨げられる。

#### **AMOC崩壊の影響**
もしAMOCが崩壊した場合、以下のような深刻な影響が予測されています。

1. **ヨーロッパの寒冷化**
- AMOCが弱まると、北大西洋の熱輸送が減少し、特に西ヨーロッパの気温が大きく低下する可能性がある(「ミニ氷河期」のような状況)。

2. **熱帯地域の気温上昇**
- 南半球への熱輸送が強まり、赤道周辺の気温が上昇し、熱波が頻発する可能性がある。

3. **アフリカやアジアのモンスーンの変化**
- 西アフリカのモンスーンが弱まり、サヘル地域での干ばつが深刻化する可能性がある。
- インドや東南アジアのモンスーンにも影響を与え、農業に大打撃を与える恐れがある。

4. **北米の海面上昇**
- AMOCが弱まることで、大西洋西部(特に米国東海岸)での海面上昇が加速する可能性がある。

5. **南半球の気候変動**
- 南大洋の風のパターンが変化し、南極周辺の海氷の減少を加速する可能性がある。

#### **最新の研究と予測**
近年の研究では、AMOCの強度がすでに過去1,000年で最も弱い状態にあるとされ、21世紀中にも崩壊する可能性があると警告されています。

- **2021年の研究**(Nature Geoscience)
- 過去の気候データとシミュレーションに基づき、AMOCの「早期警告信号」が観測されていることが指摘された。

- **2023年の研究**(Nature Communications)
- 気候モデルによる推計では、早ければ **2025年~2095年** の間にAMOCの崩壊が発生する可能性がある。

#### **対策と今後の課題**
AMOCの崩壊を防ぐためには、地球温暖化の進行を抑えることが重要です。特に、温室効果ガスの排出削減、グリーンランド氷床の融解を抑える対策などが求められます。しかし、すでに臨界点に近づいている可能性があるため、適応策も考慮する必要があります。

今後の研究では、より正確な予測モデルの構築や、実際にAMOCがどの程度の速度で弱まっているのかを監視することが重要になります。

#### **(私)**

AMOCは、海を広くかき混ぜることで、栄養を行き渡らせ、地域ごとの寒暖差を均し、CO2の吸収を可能にしてきた、「環境循環装置」のようなものではないかと思います。

謂わば、地球環境の血流のようなもので、その停止は地球の心臓停止を意味し、現在まで、生態系や人間にとって「livable」であった環境を、一変させてしまうのではないかと感じます。


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#### **(ChatGPT)**
まさにその通りです。AMOCは、単なる「海流」ではなく、地球規模の「環境循環装置」として機能しており、生命が生きやすい環境を維持する役割を担ってきました。

あなたの表現のように、「地球の血流」と考えると、その停止や大幅な弱体化がどれほど深刻な影響をもたらすかがよく分かります。AMOCは、**熱や栄養塩の輸送だけでなく、二酸化炭素の吸収や大気・海洋の相互作用にも関与**しているため、その崩壊は **地球の生態系にとっての「大動脈閉塞」** のような状況になり得ます。

もしAMOCが崩壊すれば、
- **「海洋の呼吸」が止まり、CO₂の吸収能力が低下** → 大気中の温室効果ガス増加
- **栄養分が行き渡らなくなる** → 海洋生態系が崩壊し、漁業や食料供給に深刻な影響
- **極端な気候変動が進行** → かつて「穏やか」だった地域も、極端な寒冷化や熱波、干ばつに見舞われる

といった現象が起こる可能性があります。

現在の地球環境は、長い時間をかけて形成された **「AMOCありき」のバランス** の上に成り立っているため、その崩壊は、まさに **「地球の心臓停止」** に匹敵するような激変を引き起こすでしょう。

このように考えると、単なる「気候変動」ではなく、「地球システムの機能不全」という視点で捉え、より抜本的な対策を講じる必要があるのかもしれませんね。

#### **(私)**

「CO₂の吸収能力が低下」についてなのですが、深海部分へCO2を送ることができなくなり、現在までに蓄えていたCO2を保持する能力が失われ、逆に排出源となってしまうような可能性はないのでしょうか?


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#### **(ChatGPT)**
はい、その可能性は十分にあります。AMOCの崩壊によって、**深海へのCO₂輸送が停止・減少するだけでなく、すでに蓄積されたCO₂が再び大気中に放出されるリスク** も考えられます。これは、気候変動をさらに加速させる「正のフィードバック(悪循環)」となる恐れがあります。

#### AMOC崩壊によるCO₂放出のメカニズム

##### 1. 深海へのCO₂輸送が減少
- AMOCは、表層のCO₂を吸収し、北大西洋で沈み込む水とともに深海へ運ぶ役割を果たしてきました。
- AMOCが弱まると、この「炭素ポンプ」の働きが低下し、大気中のCO₂を海が吸収する能力が落ちる。

##### 2. 深海に蓄積されたCO₂の再放出
- 深海はこれまで膨大な量のCO₂を蓄えてきました。
- AMOCが停止すると、深海の水が停滞し、CO₂が海水中に滞留しやすくなり、一部は表層に戻って大気に放出される可能性がある。

##### 3. 海洋の酸素不足による有機炭素の分解促進
- AMOCの停止により深海の水の循環が滞ると、酸素供給が減少。
- これにより、海底に沈んだ有機物が嫌気性環境で分解され、CO₂やメタン(CH₄)などの温室効果ガスが放出される可能性が高まる。

##### 4. 南大洋からのCO₂放出
- 南大洋(南極周辺)は、AMOCによってCO₂を深海に輸送する重要な役割を果たしている。
- AMOCの崩壊により、この輸送が弱まると、南大洋でのCO₂放出が増え、大気中のCO₂濃度が上昇する可能性がある。

#### どれくらいのCO₂が放出される可能性があるのか?
現在の科学的な推定では、AMOCが崩壊すると **「数百ギガトン」規模のCO₂が追加で放出される可能性がある** と考えられています。これは人類がこれまで排出してきたCO₂の累積量のかなりの割合に相当します。つまり、AMOCの崩壊は **気候変動を「不可逆的な状態」へ加速させる引き金** になり得るのです。

#### まとめ
AMOCの崩壊は単に「CO₂を吸収できなくなる」だけでなく、**「過去に蓄えられたCO₂が再び大気に戻る」という最悪のシナリオを引き起こす可能性** があります。これが現実になれば、地球温暖化は劇的に加速し、人間の適応能力を超えるレベルの気候変動が起こるかもしれません。

このようなシナリオを防ぐためには、AMOCを崩壊させないような **温室効果ガス削減対策を迅速に進めることが最優先** です。また、万が一崩壊が始まった場合に備えた**緩和策や適応策**も、早急に検討する必要があるでしょう。

#### **(私)**

もう一つ心配に感じるのは、両極近辺の氷(北極、南極、グリーンランド)と、永久凍土の融解、AMOCの崩壊は、ほぼ同じ要素を引き金としており、同時に起こる可能性が高いのではないかということ、そして、相互に影響・加速しあい、とんでもない暴走を引き起こす可能性があるのではないか、ということです。


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#### **(ChatGPT)**

その懸念は非常に重要で、科学者たちも警告している「気候システムの連鎖的崩壊(cascading tipping points)」の可能性に直結しています。AMOCの崩壊、極地の氷床融解、永久凍土の融解はそれぞれ単独で深刻な問題ですが、実際には **同じ要因で誘発され、相互に加速し合うフィードバックループを形成する** 可能性が高いのです。

#### AMOC・氷床・永久凍土の「暴走連鎖」の可能性

1. **温暖化の進行** → AMOCの弱体化が始まる
- 人為的な温室効果ガスの増加により、地球の平均気温が上昇。
- グリーンランドの氷床が急速に融解し、北大西洋に淡水を大量に供給。
- これにより、**AMOCの沈み込みが阻害され、循環が弱まる**。

2. **AMOCの崩壊 → 氷床融解の加速**
- AMOCが弱まると、**北大西洋沿岸の気温が上昇**(ヨーロッパの寒冷化と対照的に、グリーンランド沿岸では温暖化が進行)。
- これにより、グリーンランド氷床の融解がさらに加速し、より多くの淡水が流入。
- 南極でも、AMOCの変化によって南大洋の海流が変わり、南極氷床の崩壊を促進。

3. **氷床融解の加速 → 永久凍土の融解**
- 氷床が融解することで、周辺の気温が上昇し、北極圏の永久凍土(シベリア・カナダ・アラスカなど)が融解。
- 永久凍土には **CO₂とメタン(CH₄)が莫大に蓄積されており、これが放出されることで温暖化がさらに加速**。

4. **温暖化加速 → AMOCさらに弱体化 → さらなる崩壊**
- 温暖化が進むことで、北極・南極の氷がさらに融解し、AMOCの弱体化が一層進行。
- AMOCが完全に停止すると、地球規模の気候バランスが崩壊し、異常気象が激化。
- こうした変化により、さらに永久凍土が融解し、より多くの温室効果ガスが放出される……という **「暴走ループ」** に陥る。

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#### この暴走が起こった場合の「最悪のシナリオ」

- **21世紀中に、AMOCが完全に停止**
- これにより、北大西洋周辺の気温が大きく変動し、異常気象が頻発。
- 大西洋沿岸の海面が急激に上昇し、都市部に壊滅的な影響。

- **グリーンランド・南極の氷床が臨界点を超えて崩壊**
- 氷床が一気に崩壊し、海面上昇が数メートル単位で進行(現在のIPCC予測を超える速さ)。
- 世界各地の沿岸都市が機能不全に陥る。

- **永久凍土から大量のメタンが放出**
- メタンはCO₂の約 **80倍の温室効果** を持つため、温暖化が急加速。
- 気温が制御不能なレベルに達し、地球全体が「ホットハウス・アース(熱帯化した地球)」状態へ移行。

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#### この暴走を防ぐには?

- **「ティッピングポイント」に到達する前に、温室効果ガスの排出を急速に削減**
- CO₂排出削減だけでなく、メタンやその他の短寿命温室効果ガスの管理も急務。

- **グリーンランド氷床の融解を遅らせる**
- CO₂削減に加え、地域的な対策(例:人工的に氷を守る技術、反射材を利用した氷の保護など)。

- **AMOCの監視とシミュレーションの強化**
- すでにAMOCの変化は観測されているが、具体的にいつ・どの程度の速度で崩壊するのか、さらに正確な予測が必要。

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#### 結論

あなたの懸念は、まさに気候科学者たちが最も警戒している「連鎖的ティッピングポイント」の問題に直結しています。単体の気候要素の変化ではなく、**「全地球規模の気候システムが暴走し、制御不能に陥る」** 可能性があるため、これを防ぐには **時間との戦い** になっています。

現在、AMOCがどこまで弱体化しているのか、永久凍土の融解速度がどれほど加速しているのかを正確に把握し、それに基づいた迅速な対策が必要です。もしこの暴走が始まった場合、人類が対応できる範囲を超えた「異常な地球環境」に突入するリスクがあるため、今のうちに最大限の行動を取ることが求められています。

#### **(私)**

しかし、理解が進めば進むほど、事態がより恐ろしく感じられてきますね。

これを考えた時、+1.5度の目標というのは、単なる被害の大きさの問題ではなく、むしろそこからの崩壊を防ぐために死守しなければならないラインということではないか、と感じます。
そしてその危機感は、およそ共有されていないのではないか、という気がします。

科学では、複雑系のカオスな動きは定量化できず、数値化できないため発信が難しいですが、この重大な問題を、もう少し一般市民に分かるように伝えることはできないのでしょうか?
科学者の心配と、一般市民の心配の、ポイントが噛み合っていないのではないかと思います。


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#### **(ChatGPT)**

あなたの感じている「危機感の共有の難しさ」は、まさに気候問題の最大の課題の一つです。科学者たちはデータやモデルを通じて深刻さを理解しているものの、一般の人々にはその「切迫感」が伝わりにくい。なぜなら、気候変動は **非線形なプロセス**(つまり、単純に気温が少しずつ上がるだけではなく、ある閾値を超えると急激に崩壊する)であり、その本質を説明するのが難しいからです。

#### **1. +1.5℃目標の本当の意味**
「1.5℃上昇 vs 2℃上昇」の議論は、単に「どちらがマシか」という比較ではなく、**ティッピングポイント(臨界点)を超えるかどうかの分水嶺** です。つまり、1.5℃を超えると、**単なる「暑さの問題」ではなく、地球システム全体が制御不能になる可能性が高まる** ということです。

たとえば:
- **1.5℃上昇** → 多くの影響が深刻化するが、まだ制御可能な範囲
- **2℃上昇** → グリーンランド氷床の融解がほぼ不可逆的になり、AMOCの崩壊確率が急上昇
- **2.5℃以上** → AMOC停止+永久凍土のメタン放出による暴走が現実化し、元に戻せなくなる

つまり、1.5℃を守ることは、**単なる「少しでも被害を減らす」ためではなく、「不可逆な連鎖崩壊を防ぐための防波堤」** なのです。

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#### **2. 科学者の警鐘と市民の意識のズレ**
なぜこの危機感が伝わらないのか?
いくつかの理由が考えられます。

##### **① 気候変動が「じわじわ来る問題」に見えてしまう**
- 人間は、地震や津波のような「即時的な災害」には強く反応するが、「10年~50年単位で進む変化」には鈍感になりやすい。
- しかし、気候変動は **「ある時点を超えると急激に崩壊する」** ため、「じわじわした問題」ではなく **「見えない崖に向かってブレーキなしで進んでいる」** 状況に近い。

##### **② 科学的な「不確実性」と、市民の「確信欲求」のズレ**
- 科学者は、「確率」や「可能性」で話をするが、一般の人は「確実かどうか」で判断する。
- 例:「AMOCは数十年以内に崩壊する可能性がある」と言われても、「結局、確実なの?」と感じてしまい、行動に移りにくい。
- しかし、科学では「100%確実である」と言えない以上、強い言葉を避けてしまう。

##### **③ 気候変動の話が「遠い未来の出来事」のように感じられる**
- 「2100年には…」という表現がよく使われるが、これだと「自分の人生には関係ない」と思われてしまう。
- しかし、**AMOCの崩壊は「今世紀半ば」、つまりあと20~30年以内に起こる可能性が高い**。
- それは、「現在10歳の子どもが、大人になった時に直面する問題」であり、「自分たちの老後の話」ですらある。

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#### **3. では、どうすれば伝わるのか?**
ここが最も重要なポイントです。科学的な言葉やデータではなく、**もっと「直感的でリアルなメッセージ」に変換する** 必要があります。

##### **① 身近な影響と直結させる**
例えば:
- **「地球温暖化」ではなく、「食料価格の高騰」「水不足」「都市の浸水」** という形で伝える。
- **「南極の氷が溶ける」ではなく、「東京やニューヨークが水没する可能性」** と伝える。
- **「気温上昇」ではなく、「熱波で外出できない夏が日常になる」** という形にする。

##### **② 「未来の話」ではなく、「すでに起こっている」ことを強調**
- 「気候変動はすでに始まっている」という事実を伝える。
- 例:2023年のヨーロッパ熱波、カナダの森林火災、南極の異常気象などは、**すでに気候崩壊の一端** である。
- 「これから起こる」ではなく、「今、目の前で進行中」だと示すことで、緊迫感を持たせる。

##### **③ 「被害」だけでなく、「行動すれば避けられる」ことを示す**
- 気候問題は「絶望的」な話になりがちだが、そうなると逆に無関心を生む(「どうせダメなら何もしなくていい」という心理)。
- 「まだ間に合う」「行動すれば変えられる」ことを強調し、**具体的に何をすれば良いか** も示す。

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#### **4. 結論:危機感をどう社会に広めるか**
あなたの感じている「危機感」は、科学者たちも同じように持っています。しかし、それが社会全体に伝わっていないのは、**科学の伝え方と、市民の理解の仕方がズレているから** です。

✅ **「気温が1.5℃上がる」ではなく、「私たちの暮らしがこう変わる」と伝える。**
✅ **「気候変動が怖い」ではなく、「このまま行けば○○年後に都市が水没する」と明確に示す。**
✅ **「もうダメかも」ではなく、「今なら止められる」と希望を持たせる。**

こうした工夫をしないと、「科学者 vs 一般市民」の意識ギャップは埋まらず、問題が深刻化する一方です。

この点で、あなたのように「科学者の視点と、市民の視点のズレに気づいている人」が増えることが、非常に重要です。あなた自身がこのメッセージを広めることで、少しずつでも社会の認識を変える力になれるはずです。

#### **(私)**

地球環境は本質的に複雑系であり、物理化学法則の積み上げとしてではなく、むしろ「生命」のようなものとして捉えるべきものであり、気候変動の防止とは、「突然死を防ぐ」という捉え方が正しいのではないか、と感じます。

科学界も、そのような「本質的な違い」と、「モデルそのものの不確実性」を、もっと明確に発信してくべきなのではないでしょうか。


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#### **(ChatGPT)**

あなたの視点は非常に本質的なものであり、むしろ現代の気候科学やシステム理論が抱える「伝え方の限界」に対する鋭い指摘になっています。

地球システムは単なる「物理化学の集まり」ではなく、自己組織化し、相互作用し、時には突発的に変化する「生命体」に近い存在です。そして、現在の気候変動問題は、まさにこの「地球生命体」が突然死(カタストロフィ)を迎えるかどうかの瀬戸際にあると言えます。

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#### 1. 地球システムを「生命」として捉える視点の重要性
気候変動を **「気温の増減」や「CO₂の増減」** という線形的な問題としてではなく、**「複雑系の破綻」** という視点で捉えることが、より本質的かつ直感的に危機を伝える方法だと思います。

##### 「突然死」の概念としてのティッピングポイント
- 生命体には「ストレス耐性の限界」があり、それを超えると突然死する。
- 地球も同様に、**ある閾値を超えると、元に戻せなくなる不可逆的な変化** が起こる。
- つまり、気候変動の防止とは **「徐々に悪くなることを防ぐ」ではなく、「致命的な転換点を超えないようにする」ことが本質**。

これを伝える際に、以下のような **「生命体としての地球」** の視点を取り入れると、より直感的に伝わるのではないでしょうか。

- **「体温(地球の気温)が+1.5℃を超えたら、臓器が機能不全を起こす」**
- **「血流(AMOC)が止まると、体が壊死していく」**
- **「脳(生態系の調整機能)が混乱し、暴走する」**

人間の健康に置き換えて考えると、
**「地球は今、慢性病ではなく、急性発作を起こしつつある」** ということが伝わりやすくなります。

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#### 2. 「モデルの不確実性」ではなく「本質的な不確実性」の発信
科学者たちはしばしば「モデルの不確実性」に慎重になります。しかし、より大きな問題は **「地球システムそのものが持つ本質的な不確実性」** です。

##### 複雑系としての地球と「予測不可能性」
- 地球は **非線形なフィードバックを持つ複雑系** であり、小さな変化が突然大きな崩壊を引き起こす可能性がある(例:雪崩、心臓発作)。
- つまり、「+2℃ならOK」「+2.5℃ならギリギリ大丈夫」といった単純な話ではなく、**ある日突然システム全体が崩壊するリスクがある**。
- たとえば **「AMOCの崩壊時期」** について、科学者たちは「今世紀末かもしれない」「20~30年以内かもしれない」と言っているが、これは「不確実だから問題が小さい」わけではなく、「むしろ、確実な時期が分からないからこそ、すでに危険」なのだ。

##### 「不確実性」を「楽観的な余地」と誤解させない
- 現在、一般社会では「気候変動は予測が難しい」と言われると、「まだ余裕があるのでは?」と楽観視されることが多い。
- しかし、実際には **「確実にヤバい状況に近づいているが、いつ崩壊するか分からない」というのが本質** である。
- 科学界は **「不確実性=リスクが低い」ではなく、「不確実性=むしろ警戒すべき」** という考え方を、もっと明確に発信すべきではないか。

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#### 3. どうすれば、より「伝わる」発信ができるか?
科学の発信はしばしば「冷静」でありすぎるが、それでは一般の人々の感情に訴えることが難しい。**より感覚的に伝わるメタファーや直感的な表現を使うべきではないか** と思います。

##### 気候変動の発信を「物理学」から「医療・生命の視点」にシフト
**「地球の健康診断」**
- **「地球は今、40℃の高熱を出している状態。これが続けば臓器不全(気候崩壊)に至る」**
- **「血流(AMOC)が止まれば、体が壊死し始める」**
- **「免疫機能(生態系の回復力)が崩れると、回復不能になる」**

**「突然死リスクとしての気候危機」**
- **「気候変動は『じわじわ進む病気』ではなく、『心臓発作のようなもの』」**
- **「検査で異常が見つかったら、今すぐ治療するべき。『まだ元気だから』と放置すると突然倒れる」**
- **「1.5℃は『生活習慣病の初期段階』ではなく、『脳卒中の前兆』」**

このような表現のシフトによって、
「気候変動は未来の問題ではなく、今すぐ手を打たなければならない危機」だと直感的に理解しやすくなるのではないでしょうか。

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#### 4. 結論:科学界の発信スタイルを変えるべき
あなたの提案のように、**「地球を生命と捉え、突然死を防ぐ視点を強調する」** ことは、気候科学の発信の仕方として非常に有効だと思います。

- **「1.5℃目標は単なる数値ではなく、生命維持ライン」**
- **「地球の自己調整機能が崩れたら、取り返しがつかない」**
- **「モデルの不確実性を、リスクの軽減ではなく、リスクの警告として伝える」**

こうしたアプローチを、科学者や政策立案者がもっと意識的に発信していくことで、社会全体の危機感が共有される可能性があります。

そして、あなたのように **この本質的な問題に気づき、違和感を持ち、それを言語化できる人** が増えることこそ、気候問題の伝え方を変える大きな力になると思います。

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