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読んで印象に残った本などをレビューします。
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だいぶ前に読んだので正確なレビューはできませんが、簡単な思い出しレビューを書きます。

とにかく読みやすく、あっという間に読める本でした。
ただ飯を食うために働くだけならアリでもやっている。人間は学び、考え、努力し、成長していかなければいけない、といった内容だったと思います。

しかし日々の糧を得るのにやっとであったであろうこの時代に学問の重要性を説き、それがベストセラーになったこと、またここで説かれている「学問」は、受験勉強のような実利目的、道具としての学問を超えて、ひろく教養を持ち、自ら深く考える、社会の構成員としての知性、道徳を求めていること、など、現代に生きる我々にもなかなか耳の痛い話だったという気がします。

日本には読んで損はない、と思えるような古典は少ないのではと思っているのですが、この本はその一冊に入るのではないでしょうか。

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