世界潮流など
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世界の潮流を理解するための記事など。

ちょっと古い記事もありますが、現在も延長線上を進んでいると思いますので、基本的な問題点は変わっていないのではと思います。
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米国は、確かに「多様性」を大事にしていると思います。
それも、掛け声レベルではなく、実際の社会作りにおいても、多様性をとても重要視しているように思えます。

近年の状況(トランプ政権)は、一旦巻き戻しの方向に動いているようですが、不法移民が1000万人も居て、それでもどうにか共存している社会なんて、日本社会の状況からはとても想像できません。(日本であれば何桁か少ない段階から大問題になるでしょう)
日本社会と比較すれば、すでに多様性は十分確保されているようにも思えますが、常に多様性を損なうようなものは問題視され、修正を迫られています。とても注意深く多様性を「守っている」と言えるのではないかと思います。

実際に、googleやappleをはじめ、近年の米国発展を支える多くのベンチャーなどが、移民や移民2世などによってはじめられていて、文字通り「多様性に支えられた」経済発展となっていると思います。

西洋文明のベースに、人類文明の発展は、信念による個人の行動から生まれていて、それを阻害しない(多様性と自由の確保)ことが文明国として必須の条件である、という理解があるのではないかと思います。
もちろん、『多様性確保』の理想どうりにいかない、いっていない部分も多い(人種差別など)だろうけれども、それでも弛みなくそちらの方向へ進んでいくような努力と配慮がなされていると思います。

翻って、日本ではそのような観点でシステムや制度が検討されることはあまりない気がします。
日本はひたすら西洋文明の成果物の模倣によって発展して来たために、自ら前進を生み出すための要件(文明の基礎条件)が良く理解されていないのではないか、という気がします。

工業化型発展には均質性、イノベーションには多様性、が求められると思いますが、未だ日本は発展途上国型の発展モデルから卒業できていない、ということなのかもしれません。


移民の受け入れは人道的観点からは絶対に評価されるべきですが、国内問題を考えたときには、痛し痒しですね。

こういった問題に対して、特定の国の献身に甘んじるのでなく、世界的な枠組みでの対処が必要なのではないでしょうか。
経済がグローバル化した現在、地域の問題は世界の問題でもあるはずです。
そしてこのようなこと(一国単位で解決が難しい問題)はこれからどんどん増えていくだろうことを考えると、できるだけ早く、国際的な協力の枠組みを整備する必要があると思います。

現在の枠組みで間に合っていないということでしょうから、それを拡張するか、別の枠組みを新たに作るか、ということが必要なのでしょうね。

いずれにしても、こういった歪みを放置しておくことは、世界の不安定化につながると思います。

一方で、そのような問題に対してなんの役割も果たす気の無い日本のスタンス(完全に「他人ごと」ですよね)も、見直されなければならないのではないか、と思います。

アメリカの格差は行き着くところまで行っているようですね。
資産は所得よりも差が開きやすいとはいえ、下位50%で2.5%しか資産保有していないというのは、ちょっと想像を超えています。

トランプに期待する層が生まれてくるのも理解できます。(政策の内容は、必ずしも彼らのためになるとも思えませんが、少なくとも心情的には彼らの味方として行動している、と見えるのは確かです)

この絶大なる格差の一因として、ITや金融主導による経済成長があるのだろうと思います。
ソフト産業は、ハード産業と異なり、複製にコストがかかりません。製品を世界に売るために、大規模な工場も、大量の労働者も必要としません。
よって工業化時代に大前提とされていた、労働を通じた自然な所得の分配は行われません。

経済の前提が変わっているので、本来ならば再分配などの大幅な見直し(理念、設計から変更)が必要なのでしょうが、アメリカ建国以来の大原則である『小さな政府、自由主義』の徹底から、そのようなことが行われていません。(高所得層が政治の方向を決定づけている問題もあります)
そのため、当然の帰結として発生してくる格差なのだと思います。

日本はソフト産業化が進んでいないため、まだ対岸の火事かもしれませんが、ITの進展と、それに伴う産業の構造変化は不可避な流れであり、いずれ同じような問題にぶつかるのではないでしょうか。
(以前であれば別々の機器(カメラ、ビデオ、電話、時計、etc.....)として販売していたはずのものがスマホ一台に収まっているのだから、ソフト産業化は仕方のない流れです。逆戻りはできませんよね)


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