まとめ
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最近読んだものを中心に、個人的にオススメの本を紹介します。
(最近といってもだいぶ前ですが!本当の最近は本を読めていません)
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宗教と社会/科学

宗教(キリスト/ユダヤ教等)と現代社会のつながりを理解していく上で、個人的にオススメの本をまとめてみました。
これらの本で到底十分とは言えませんが、(日本で暮らしていると)絶望的なまでに宗教との繋がりが見えにくく、また理解を促す書籍等も絶対的に不足している中で、幾分かは理解の助けになるのでは、と思います。

(オススメする順序)

① 宗教と社会の関係を簡単につかむ(まずは興味を持つために)

  • 日本人の知らないユダヤ人
  • 聖書の論理が世界を動かす
  • 宗教国家アメリカの「本能」を読め


② 原典を当たる(まずは飛ばし読み程度で十分でしょう)

  • 新約聖書


③ 宗教と科学の関係を知る(両者は対立でなく補完関係にあります。切っても切れない関係かも)

  • 科学者はなぜ神を信じるのか


④ 歴史を動かした本を読む(宗教改革の思想を知っておくと、大きな歴史の流れが見えてきます)

  • キリスト者の自由(ルター)


⑤ さらに興味が持てそうなら、掘り下げていくと良いと思います

  • 旧約聖書(読み通すのは大変ですが価値ある読書になります)
  • コーラン(キリスト社会とイスラム社会の軋轢が世界の問題となっている今日、流し読みぐらいの理解は必要でしょう)


(オススメポイントなど)

  • 「日本人の知らないユダヤ人」ではユダヤ教の生活慣習や教育方針が覗けて面白く、
  • 「宗教国家アメリカの本能を読め」では、現代アメリカ社会における宗教的次元の社会への影響の大きさを読み取ることができます。
  • 「新約聖書」「旧約聖書」は、文字通り世界のバイブルです。新約聖書は言うまでもなく、現代社会を形作る自由や平等の思想の源です。旧約聖書はユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖典であり、世界人口の6割弱が同じ聖典を信じている事になります。読まない手はないと思います。(イスラム教の見方では、現在の聖書は誤りが多いため、神の言葉として「尊重はするが、直接参照はしない」という方針のようですが)
  • 「科学者はなぜ神を信じるのか」では、現代科学発展の歴史と併せて、科学者たちが宗教とどのように向き合ってきたかが描かれていて面白いです。


これらの本で描かれているのはほんの一部ですが、実際に歴史的な科学者、数学者の多くは宗教的情熱と科学的探究心が重なっていて、その意味では、現代科学は信仰心から産まれ、発展してきたと言っても間違いではないのでは、と思っています。

また、世界の歴史の流れ、現代社会の成立ちと宗教は、切っても切れない関係にあり、聖書を理解しておくことは現代社会を理解する上で必須の土台ではないかと思っています。

聖書を理解しておくと、現代社会を構成する理念をなす、多くの古典や思想、歴史が深く理解できるようになります。

また科学や歴史など、世界を構成している物事の根本に対する興味関心が増す気がします。

知的に充実した人生を送るには、聖書と、現代世界との関係を理解することが、最も簡単で確実な道ではないかと思っています。

(本文なし)

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