対話5:IPCCの温暖化予測とティッピング・ポイントの関係
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UnitNoteの開発者です。

がんばって作っています。
XのAI、Grokを試しに使ってみたら、大変面白い展開になったのでシェアします。

AI安全制御の話から始まり、気候変動対策、資本主義のアップデート方法へと話は進み、最後には、(不可能としか思えない)気候問題解決も、こんなシナリオならあるいは・・とも思えるアイデアへと収束します。

このシナリオを実現する方法はないでしょうか?
我々人類に残された時間は、あと僅かです。
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対話5:IPCCの温暖化予測とティッピング・ポイントの関係   LV2     Link:no title  
#### **(私)**

「2050年時点での総気温上昇は約+2度(中位予測)」には、ティッピング・ポイントの効果は含まれていないのでしょうか?
つまり、よく言われている温度上昇予測(IPCC等で示されているグラフ等)は、ティッピング・ポイントの効果を除いたものになりますか?

また、現在の予測では今世紀末には3度台に達し得るが、4度超えの危機は回避された、などの話も聞きますが、その予測には、ティッピング・ポイントの効果は含まれますか?

- [参考動画] IPCC:[国際機関レポート等(IPCC解説 - playlist)](https://unitnote.com/task_cal?snote=60287)

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#### **(ChatGPT)**

#### **IPCCの温暖化予測とティッピング・ポイントの関係**

#### **1. 現在のIPCCの温暖化予測にティッピング・ポイントの効果は含まれているか?**
**結論:ティッピング・ポイントの効果は「ほぼ含まれていない」または「限定的にしか考慮されていない」。**

- IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の気温上昇予測は、**主に人為的な温室効果ガス排出量とフィードバックを考慮したシミュレーション(CMIPモデル)**に基づいています。
- しかし、**非線形的で不可逆的なティッピング・ポイント(永久凍土の融解、氷床崩壊など)による追加的な温暖化は、ほぼ考慮されていません。**
- **例外的に一部考慮されているのは、北極海の海氷減少などの比較的予測しやすい要素のみ。**
- **永久凍土の融解やAMOCの崩壊、森林崩壊などは、リスクは指摘されているが、モデルにはほぼ反映されていない。**

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#### **2. IPCCの温暖化予測(SSPシナリオ)とティッピング・ポイントの影響**
IPCCの第6次評価報告書(AR6, 2021)では、以下の5つのシナリオ(SSP)が示されています。

| **シナリオ** | **排出削減の程度** | **2100年時点の予測気温上昇(産業革命比, IPCC)** | **ティッピング・ポイント考慮の可能性** |
|-------------|-----------------|---------------------------------|----------------------------------|
| **SSP1-1.9** | 強力な削減(1.5℃目標達成) | **+1.4℃(1.0~1.8℃)** | ほぼ考慮されていない |
| **SSP1-2.6** | ある程度の削減 | **+1.8℃(1.3~2.4℃)** | ほぼ考慮されていない |
| **SSP2-4.5** | 現状維持シナリオ | **+2.7℃(2.1~3.5℃)** | ほぼ考慮されていない |
| **SSP3-7.0** | 高排出シナリオ | **+3.6℃(2.8~4.6℃)** | ほぼ考慮されていない |
| **SSP5-8.5** | 非常に高排出 | **+4.4℃(3.3~5.7℃)** | ほぼ考慮されていない |
 
##### **ポイント**
1. **SSP2-4.5(現在の政策の延長線上)で2100年の予測気温は約+2.7℃。**
- ただし、これはティッピング・ポイントの影響をほぼ含まないため、実際には+3.0℃以上になる可能性が高い。

2. **ティッピング・ポイントの影響を考慮すると、+0.5℃程度の追加温暖化があり得る。**
- つまり、**SSP2-4.5(中位予測)でも、実際には+3.2~3.5℃程度に達する可能性がある。**

3. **「今世紀末の4℃超えのリスクが減少した」という話について**
- これは「人類がSSP5-8.5(最悪のシナリオ)を避ける可能性が高くなった」ことに基づく。
- 実際、現在の政策や技術開発の進展を考慮すると、**SSP3-7.0(+3.6℃程度)が上限となり、4.0℃超えの可能性は低くなった**と見られている。
- しかし、**ティッピング・ポイントを考慮すると、3.5℃を超える可能性は十分にあり、完全に安全とは言えない。**

---

#### **3. まとめ**
| **質問** | **答え** |
|----------|---------|
| **IPCCの予測にティッピング・ポイントの影響は含まれるか?** | **ほぼ含まれない(特に非線形的な影響は無視されている)** |
| **2050年時点での2.0℃(中位予測)には、ティッピング・ポイントの影響は含まれるか?** | **ほぼ含まれていない。実際には2.7~2.9℃に達する可能性が高い。** |
| **「4℃超えのリスクが減少した」という話は本当か?** | **最悪シナリオ(SSP5-8.5)は回避されつつあるが、ティッピング・ポイントを考慮すると3.5℃以上になる可能性は十分ある。** |
| **ティッピング・ポイントを考慮すると、今世紀末の実際の気温上昇は?** | **SSP2-4.5(中位予測)なら+3.2~3.5℃、高排出シナリオなら+4.0℃もあり得る。** |
 
---

#### **結論**
1. **IPCCの気温予測にはティッピング・ポイントの影響はほぼ含まれていない。**
- そのため、**実際の温暖化はIPCCの予測よりも+0.5℃程度高くなる可能性がある。**

2. **現在の中位シナリオ(SSP2-4.5)では、2050年時点で+2.7~2.9℃に達し、今世紀末には+3.2~3.5℃となる可能性が高い。**
- これにより、**さらなるティッピング・ポイント(氷床崩壊や熱塩循環停止)が引き起こされるリスクが高まる。**

3. **「今世紀末の4℃超えのリスクは低下したが、3.5℃以上のリスクは依然として高い」。**
- **ティッピング・ポイントの影響を考慮しない楽観的な見方は危険であり、さらなる排出削減が急務。**

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