定常経済、脱成長等(Herman Daly / Jason Hickel / Tim Jackson / Peter Victor)
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UnitNoteの開発者です。

がんばって作っています。
XのAI、Grokを試しに使ってみたら、大変面白い展開になったのでシェアします。

AI安全制御の話から始まり、気候変動対策、資本主義のアップデート方法へと話は進み、最後には、(不可能としか思えない)気候問題解決も、こんなシナリオならあるいは・・とも思えるアイデアへと収束します。

このシナリオを実現する方法はないでしょうか?
我々人類に残された時間は、あと僅かです。
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定常経済、脱成長等(Herman Daly / Jason Hickel / Tim Jackson / Peter Victor)   LV2     Link:no title  
##### サブノートで動画を紹介しています。

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#### 情報 (note-link)
- [[経済学者] Herman Daly](https://unitnote.com/task_cal?snote=60334)
- [[人類学者] Jason Hickel](https://unitnote.com/task_cal?snote=60340)
- [[経済学者] Tim Jackson](https://unitnote.com/task_cal?snote=60335)
- [[経済学者] Peter A. Victor](https://unitnote.com/task_cal?snote=60336)

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#### sub-notes

(定常経済:Herman Daly)
- [Daly] Prof Herman Daly - Redefine Growth and Scarcity(2013年)[2:13]
- [Daly] Herman Daly - on Globalisation(2011年)[3:31]
- [Daly] Herman Daly on The Shortfalls of GDP(2023年)[12:59]
- [Daly] Herman Daly on the Economy & the Environment(2015年)[51:06]
- [Daly] 【2014 Prof. Herman Daly】 Economics for a Full World(2015年)[25:33]

(脱成長等: Jason Hickel / Tim Jackson / Peter Vector)
- [Hickel] Less is More | Jason Hickel | 5x15(2021年)[12:27]
- [Jackson] Tim Jackson on prosperity without growth(2017年)[5:45]
- [Victor] System Change - Dr. Peter A. Victor(2011年)[15:18]


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短い動画ですが、「自然資本」の制約を考えるべき時に来ていることを、簡潔に説明しています。

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(要約:by Gemini)

この動画は、ハーマン・デイリー教授が、世界がかつての「比較的空っぽ」の状態から、私たち人間と私たちの物で「比較的いっぱい」の状態へと変化したと述べている内容を要約しています。

* **人口と消費の増加**: 私の生涯で世界人口は3倍になり、自動車、家、ボートといった環境に負荷をかけるものの数はそれ以上に増加しました [00:00:21], [00:00:30], [00:00:37]。
* **自然資本の減少**: かつて豊富だった「自然資本」が減少し、「人的資本」が非常に多くなっています [00:00:45]。これは、 scarcity(希少性)のパターンにおける大きな変化です [00:00:50]。
* **漁業の例**: 以前は、漁獲量は漁船と漁師の数によって制限されていましたが、現在では漁船の能力は余っており、漁獲量は海の魚の個体数という自然資本によって制限されています [00:00:59], [00:01:06], [00:01:14]。
* **経済学の論理**: 経済学の論理では、私たちは制限要因の生産性を最大化し、それを節約すべきです [00:01:24], [00:01:32]。かつての制限要因は人的資本でしたが、今やそれは残された自然資本です [00:01:39], [00:01:48]。
* **適応の必要性**: しかし、私たちはこの変化に適応しておらず、依然として希少性に対処するために人的資本を増やし、より多くの資源を開発しようとしていますが、それはもはや経済的に理にかなっていません [00:01:55], [00:02:02], [00:02:12]。

短い動画ですが、簡潔に「グローバル化の行き過ぎ」について説明しています。

グローバル化が、「相互依存」を超えて「グローバル統合」へと進んでいることは明らかに行き過ぎであり、それは結果として、各国の国内統治を無効化し、規制を逃れたい多国籍企業を利するだけの状況となることを懸念しています。
(まさに現在の状況ですが、それはトランプ関税で終わりを迎えるのでしょうか)

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(要約:by Gemini)

この動画では、IMF、世界銀行、WTOが推進するグローバリゼーションについて、ハーマン・デイリー氏が批判的な見解を述べています。

主なポイントは以下の通りです。

* **グローバリゼーションの定義の誤り** [00:00:33]: デイリー氏は、グローバリゼーションが「相互依存」ではなく「統合」を意味していると指摘しています。本来のブレトン・ウッズ体制は、比較的独立した国々が互いに貿易を行うことを意図していましたが、現在のグローバリゼーションは、多くの異なる経済が緩やかに結びつくのではなく、一つの大きな緊密に結びついたグローバル経済になることを目指していると述べています。
* **国家政策への影響** [00:01:35]: 自由貿易と自由な資本移動を通じて、グローバル経済への統合が進むことで、国家が独立した政策を制定する能力が著しく制限されると主張しています。WTOはこれらのルールを執行する役割を担っています。
* **ブレトン・ウッズ憲章からの逸脱** [00:02:03]: デイリー氏は、IMFと世界銀行がブレトン・ウッズ憲章に違反していると考えています。憲章は世界経済を一つに統合することを目的としておらず、独立した国々が互いに良好な貿易関係を持つことを容易にするための国際化と相互依存を目的としていたと説明しています。
* **グローバリゼーションの受益者** [00:03:17]: グローバリゼーションから利益を得るのは、国家政府による管理を望まない巨大な多国籍企業であると述べています。

GDPの代表する、成長志向のマクロ経済の問題点について話されています。

マクロ経済では、上限の概念がないため、現実的に有限な資源(自然環境等)を考慮に入れた、ブレーキ機能がありません。

「本来はグローバルな政策が必要」としながらも、それは難しいため、まずはローカルから実行すべき、という話がされていますが、「構造のねじれ」を前提とした政策は、結局失敗するのではないか、とも思います。
あるいは、この時点ではまだ難しかった「グローバルな政策」も、それを考えなければ「問題解決不可能」となる時点へと進んでいく可能性もあるでしょう。

文明の崩壊を避けるためには、本丸を「難しい」という理由で回避していてはいけないのではないか、という気がします。
論理的に矛盾するものは、やはり成立しないはずです。
(既存機関がダメなら、別に新設すべきではないでしょうか)

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(要約:by Gemini)

この動画では、ハーマン・デイリーがGDP(国内総生産)の限界について議論しています。主なポイントは以下の通りです。

* **GDPの本来の目的:** GDPは元々、戦時中に経済の生産活動がどの程度軍事目的に転用できるかを測るための経済指標であり、福祉や幸福度を測るためのものではありませんでした [00:00:07]。
* **ミクロ経済学との違い:** ミクロ経済学では、企業の成長は限界費用と限界収益が等しくなる点で止まるという「いつ止めるか」という概念がありますが、マクロ経済学には同様の概念がなく、経済成長が無限に追求されています [00:00:37]。
* **「プルムソル線」の欠如:** 船舶の安全な積載量を示す「プルムソル線」のように、経済全体の規模に上限を示す指標が現在の経済にはありません。資源配分や分配は議論されますが、総量的な限界は考慮されていません [00:01:48]。
* **生態経済学の貢献:** 生態経済学の重要な貢献の一つは、この総量的な限界を分析に組み込むことだと述べています [00:03:07]。
* **グローバルな上限設定の難しさ:** 理論的には長期的にグローバルな上限設定が必要ですが、現実的にはまず国内レベルで「プルムソル線」を設定し、国際貿易をコントロールする必要があるかもしれません。グローバルな政策は困難だと考えています [00:03:37]。
* **危機の予測と準備:** 社会全体として持続可能性に必要な変革をすぐに実行することは難しいため、将来の危機に備えて、緩和策や緊急時の計画を立てる必要があると述べています [00:05:34]。
* **税制改革の提案:** 経済の主要な投入物である非再生可能資源への課税を強化し、労働への課税を軽減することを提案しています。これにより、イノベーションが促進され、資源の節約につながると考えています [00:06:28]。
* **付加価値税への疑問:** 付加価値税は、本来価値を付加する対象である自然資源やエネルギーの流れ(スループット)に課税するのではなく、付加された価値に課税するため、疑問を呈しています [00:08:08]。
* **炭素税と排出量取引:** 炭素税と排出量取引については議論があり、理論的には排出量の上限を設定する方が、価格を操作するよりも生態学的に安全だと考えています。ただし、政治的には炭素税の方が導入しやすい可能性も指摘しています [00:10:43]。

少し長い動画ですが、「経済システムをより大きな生態系のサブシステムとして捉えることの重要性」を、一通り説明してくれています。

重要な論点が一通り含まれており、なかなか中身の濃い動画だと思います。
最後には、100年後の世代へのメッセージとして、「連邦制的な国際協力による世界共同体の創造」が必要だと訴えています。
(但し、100年後に人類がまだ生き残っていれば、という条件付きですが)

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(要約:by Gemini)

##### ハーマン・デイリーによる経済と環境に関する議論の要約

この動画では、経済学者のハーマン・デイリーが、現代のグローバル経済システムの基本的な原則、主要な主体、そして彼らが何を求めているのかについて解説しています。彼は、経済システムをより大きな生態系のサブシステムとして捉えることの重要性を強調し、経済成長の追求が生態系に与える影響について警鐘を鳴らしています。

##### グローバル経済システムの基本と主要な主体

* **経済は生態系のサブシステム**: グローバル経済システムは、物質とエネルギーを取り込み、排出する開放的なサブシステムであり、それに対し、生態系(生物圏)は物質に関しては閉鎖的ですが、エネルギー(太陽光)に関しては開放的なより大きなシステムです。[00:00:45]
* **成長志向の経済と生態系の衝突**: 現代経済は成長を前提としていますが、生態系は成長しないため、経済成長は生態系への侵食と資源の機会費用(生態系サービスの喪失)を伴います。[00:01:35]
* **成長至上主義**: 経済成長は、貧困、失業、人口問題といった社会問題の解決策として過度に重視されていますが、ある時点を超えると、成長は便益よりもコストを増大させ、私たちをより貧しくする可能性があります。[00:03:31], [00:04:38]
* **主要な主体**: 生態系においては自然界、他の生物種、生物地球化学的サイクルが、経済においては人間とその成長が主な主体です。[00:03:07], [00:03:23]

##### 経済成長の限界と定常状態経済

* **「富」の再定義**: ラスキンの言葉を引用し、「富の反対は不富(ill-wealth)」であると述べ、汚染、枯渇、生態系サービスの破壊といった「悪」の増大は、経済成長の指標であるGNPの増加が必ずしも真の豊かさにつながらないことを示唆しています。[00:04:55], [00:05:05]
* **成長経済から定常状態経済へ**: 無制限の成長は非現実的であり、持続可能な経済システムへの移行が必要です。定常状態経済とは、資本ストックと人口が一定に保たれ、生産が減価償却とバランスする経済モデルです。[00:06:21], [00:06:40]

##### 外部性(Externalities)の問題

* **外部性の拡大**: 経済が拡大するにつれて、他者に影響を与えるにもかかわらず価格に反映されない外部性(例えば、環境汚染)が無視できないほど大きくなっています。[00:07:45], [00:08:34]
* **生命維持システムの外部性**: 地球の生命維持能力そのものが外部性として扱われている現状は、経済理論の基本的な構造に問題があることを示唆しています。[00:09:02]
* **世界銀行の事例**: 経済と環境の関係を図示しようとした試みが最終的に放棄された事例は、成長を前提とする経済モデルが、有限な生態系との関係性を捉えることの難しさを示しています。[00:10:05]

##### 資源管理と価格設定

* **資源の変容**: 資源は生産・消費されるのではなく、低エントロピーの構造化された物質・エネルギーから、高エントロピーの廃棄物へと変換されます。[00:15:14]
* **限界としての価格**: 資源の限界は、物理的な壁というよりも、価格上昇という形で現れることが多く、ある時点でコストが便益を上回る経済的な限界に達します。[00:17:52], [00:19:07]
* **正確な価格設定の必要性**: 限界を反映した正確な価格設定のためには、外部コストの内部化(環境税など)と、活動量に対する数量制限(排出量取引など)の2つの戦略が考えられます。[00:19:52], [00:20:25]
* **生態税制改革**: 価値を生み出す労働や資本への課税を減らし、資源フロー(採取、汚染)への課税を増やすことで、資源利用の効率を高めることが提案されています。[00:20:55]

##### グローバリゼーションの課題

* **国際化とグローバル化の区別**: 国際化は国家間の関係強化ですが、グローバル化は国境を越えた経済統合であり、国家の独自性を失わせる可能性があります。[00:26:48], [00:27:23]
* **グローバル化のコスト**: グローバルな経済統合は、国家という卵を割って混ぜるオムレツに例えられ、国民国家の解体と地域社会や生計の破壊というコストを伴います。[00:28:30], [00:29:01]
* **グローバル化の受益者**: グローバル化は、国家規制から逃れ、弱い国家間で有利な条件を引き出す多国籍企業に利益をもたらす可能性があります。[00:30:41]
* **国家レベルの政策の弱体化**: グローバル化は、国家が環境問題(CO2排出削減など)に対処するための政策実行能力を低下させる可能性があります。[00:32:47]
* **国際貿易の再考**: 国際貿易は単なる個人の取引ではなく、国家共同体の利益を反映すべきであり、国内の所得分配や雇用への影響を考慮する必要があります。[00:33:47], [00:34:58]

##### 定常状態経済への移行の障壁

* **宗教的・哲学的な根深い信念**: 成長至上主義は、貧困解決の唯一の手段であるという信念や、人間の創造性を過信する傲慢さといった、宗教的とも言える根深い信念によって支えられています。[00:36:51], [00:38:02]
* **科学法則の無視**: 技術進歩への過信は、熱力学の法則などの科学法則が示す限界を無視する傾向があります。経済システムが有限な生態系の中で無限に成長することは不可能です。[00:39:11], [00:40:13]

##### 世界銀行での経験

* **成長至上主義の現実**: 世界銀行での経験を通じて、環境問題への言及は表面的であり、実際には経済成長が最優先されているという現実を認識しました。[00:41:00], [00:41:42]
* **持続可能な開発の空洞化**: 「持続可能な開発」という概念は、コンセンサスを得るために曖昧化され、実質的な意味を失ってしまいました。[00:42:28]

##### 環境破壊の根源と将来への展望

* **哲学的・宗教的態度の重要性**: 自然を創造物として捉えるか、偶然の産物として捉えるかによって、環境保護への意識が大きく左右されます。現代社会の世俗化は、価値観に基づく政策を困難にしています。[00:44:55], [00:47:04]
* **希望と悲観**: 将来への展望は、深い哲学的レベルでの対話の再開にかかっています。絶望は罪であるため希望を持つべきですが、客観的な状況は楽観を許しません。[00:49:10]
* **未来世代へのメッセージ**: 100年後の世代へのメッセージとして、グローバルな統合ではなく、連邦制的な国際協力による世界共同体の創造を願っています。[00:50:07]

スライド入りで、新たな経済学のフレームを説明した動画です。

少ないスライドですが、ポイントが捉えられており、イメージを掴むのに役立ちます。

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(要約:by Gemini)

この動画では、ハーマン・デイリー教授が、かつての「空っぽの世界」から現在の「満ちた世界」への変化を踏まえ、経済学の考え方を改める必要性を説いています。

主なポイントは以下の通りです。

* **空っぽの世界から満ちた世界へ**: 以前は自然が豊かで資源が希少ではなかったため、経済成長と環境保護は矛盾しないと考えられていましたが、経済の物理的な成長により、自然資源が scarce となり、両者の間には物理的な対立が生じています。[00:02:59], [00:03:49]
* **熱力学の法則**: 経済活動は、環境から低エントロピーの資源を抽出し、高エントロピーの廃棄物を戻すため、環境に質的な劣化をもたらします。[00:04:45], [00:05:09]
* **成長と発展の区別**: 経済成長(量的拡大)と経済発展(質的向上)は異なる概念であり、持続可能な発展のためには、資源の投入量を生態学的に持続可能な範囲内で維持しつつ、質的な改善を目指すべきです。[00:05:52], [00:06:05], [00:06:30]
* **GDPの限界**: GDPは、コストと便益、成長と発展を混同して捉えているため、満ちた世界においては、経済の健全な状態を示す指標として不適切である可能性があります。[00:06:47], [00:07:05]
* **限界要因の変化**: かつて経済活動の限界要因は人的資本や物的資本でしたが、現在では自然資本(魚の量、森林の残存量、大気の吸収能力など)が限界要因となっています。したがって、投資の重点を自然資本の維持・回復に移すべきです。[00:08:13], [00:08:31], [00:11:55]
* **経済の目的**: 経済の究極の目的はGDPの成長ではなく、「生命」であり、良い生活を送るのに十分な資本を維持しつつ、生涯にわたる累積的な生命の数を最大化することがより良い目標かもしれません。[00:19:50], [00:20:22], [00:20:31]
* **政策の提案**: 満ちた世界に適した政策として、キャップ・アンド・トレード制度(特に化石燃料)、税制のシフト(労働・資本から資源へ)、所得と富の不平等の制限、100%準備預金制度への移行、貿易と資本移動の規制、労働時間の自由化、国民経済計算の改革、完全雇用法の再評価などが提案されています。[00:21:26]

デイリー教授は、経済成長至上主義から脱却し、生態系の限界を考慮した持続可能な経済への移行を強く訴えています。

人類学者のJason Hickel氏(「Less is More:資本主義の次に来る世界」の著者)が、気候変動解決には「脱成長」が必要である、と説いている動画です。

本(「Less is More」)前半の、「なぜ脱成長が必要なのか」に関する説明については、色々参考になる部分があったものの、後半の「こうすればうまくいく」部分については、なかなか一般の人々を説得するのは難しいのではないか、と感じられる内容が多かったような気がします。

「植民地的な収奪経済」をやめて「公正な分配」を実現すること、また生活に必要なものは公共サービスとするなどで、「豊かさ」を失わずに「脱成長」できる、との主張になっているようですが、どうしても「本当にそれでうまくいくのか?」という感覚が残ります。

例えれば、「資本主義の問題を指摘する」ことでは一定の成功を収めつつも、「解決策を提示する」部分でうまくいったとは言い難い、マルクス主義のような「ユートピア思想」の雰囲気を感じます。

主張されている、「社会的公正が保証されるソリューションが重要だ」、という話は全くその通りだと思うものの、「社会的公正」を実現すれば「気候問題は解決され、経済はうまくいく」となるとは、ちょっと思えない、ということですね。
それら(社会的公正と経済システム)は、一部繋がっている部分はあるものの、本質的には別のものであり、別々のソリューションが必要なのではないか、と感じます。

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(要約:by Gemini)

この動画では、人類が直面している生態系の危機と、その根本原因について論じられています。

主なポイント:

* **極端な気候変動の事例**:2013年のフィリピンの台風ハイヤン、オーストラリアの森林火災、アメリカ西海岸の火災など、近年発生している大規模な災害が挙げられています [00:00:24]、 [00:02:10]。フィリピンの代表であるイェブ・サノ氏の「自然災害ではなく、不平等の結果だ」という言葉が紹介されています [00:01:37]。
* **生態系の問題の広がり**:気候変動だけでなく、森林破壊 [00:03:19]、土壌劣化 [00:03:25]、生物多様性の損失 [00:03:28] など、さまざまな生態系の問題が指摘されています。
* **危機は人類全体ではなく資本主義が原因**:これらの問題は人類全体(人新世)のせいではなく、永久的な成長に依存する経済システム、すなわち資本主義が原因であると説明されています [00:04:04]、 [00:04:41]。
* **GDP成長と資源利用の関連性**:GDPの成長は資源とエネルギーの消費と密接に結びついており、この消費が生態系の破壊を促進していることがグラフで示されています [00:05:22]、 [00:05:50]。
* **高所得国の責任**:生態系の破壊と気候変動の主な原因は、高所得国による過剰な資源消費と排出量であることが強調されています [00:06:45]、 [00:07:16]。
* **脱成長(Degrowth)の提唱**:生態系のバランスを取り戻すためには、高所得国が資源とエネルギーの使用を大幅に削減する必要がある「脱成長」というアプローチが提案されています [00:08:50]、 [00:09:04]。
* **解決策**:経済の不要な部分を縮小し、公共医療、再生可能エネルギー、公共交通機関など、社会的に必要な部分を拡大すること [00:09:44]、労働時間を短縮して仕事をより公平に分配すること [00:10:34]、不平等を減らすこと [00:10:46]、ユニバーサルな公共サービスを拡大すること [00:11:14] などが解決策として挙げられています。

要するに、この動画は、地球が直面している生態系の危機は資本主義の成長モデルに根ざしており、高所得国が主導する「脱成長」と社会の再構築によって、より公正で持続可能な社会を築くことができると訴えています。

ある意味、言っていることは当然のこと(有限の地球では資源の制約等を考えなくてはならない)ではあるのですが、「まず繁栄とは何かを考え、そこからどのような経済が必要かを問うべき」とするあたりで、「万人にとっての繁栄」について、どう考え、どう合意するのか?という疑問が出てきそうな気がします。

もちろん、そのような対話と合意が可能なら、GDPなど欠陥だらけの指標は必要ない、ということで「一件落着」なのかもしれませんが、そのような合意を可能とする共通の土台は、まだ現代社会に残っているでしょうか?
宗教を捨て去り、商業化/物質化した社会に、「共通の思想的土台」を提供する能力は残っていないようにも思われます。
もしそのような合意を目指すのであれば、まずは宗教的土台等の回復から必要になるのではないでしょうか。

また、グローバル化で一体化した物質世界において、どのようにしてそのような合意を取り付けることができるでしょうか?
(グローバルな合意無しに、ローカルで合意形成できたとしても、結局はグローバル論理に飲まれてしまうことになるのではないかと思います)

その辺りのしっかりした青写真(具体的な道筋)がなければ、いささか「絵に描いた餅」(楽観的)のように感じられてしまうようにも思います。

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(要約:by Gemini)

##### 経済成長に代わる繁栄とは?

ティム・ジャクソン氏は、経済成長に頼らない繁栄のあり方について、以下の点を強調しています。

* **根本的な前提:** 私たちは有限な地球に住んでおり、生態系の限界や資源の制約があるという前提から始めるべきです。[00:00:00]
* **経済の設計:** 経済は、これらの資源制約の中で生きられるように設計されなければなりません。[00:00:15]
* **労働運動の重要性:** 労働運動は、まともで意味のある仕事を提供し、生活の糧だけでなく、社会への参加意識、そして繁栄の基盤となるものです。[00:01:13], [00:01:30]
* **再分配から分配へ:** 単に経済成長を促して富裕層をさらに豊かにし、後から分配するのではなく、最初から公平な方法で基本的なサービスを提供することが重要です。[00:01:45], [00:02:09]
* **経済の刷新:** 成長目標や脱成長目標に捉われず、経済とそれがもたらす繁栄との根本的な関係について考えることが、経済の刷新につながります。[00:05:15], [00:05:35]
* **繁栄の定義からの出発:** まず繁栄とは何かを考え、そこからどのような経済が必要かを問うべきです。[00:04:28]
* **望ましい経済の要素:** 地球を破壊せず、人々に生活の糧を提供し、仕事と所得を適切に分配し、生活の質を向上させるサービスを提供する経済が必要です。[00:04:35], [00:04:42]

ジャクソン氏は、現在の政治情勢は難しいとしながらも、機能する経済への要求が高まっていることを指摘し、従来の成長戦略の効果が薄れている今こそ、異なる考え方が必要だと述べています。[00:02:30], [00:02:44], [00:03:31], [00:03:49], [00:03:55]

環境を含めた経済モデルについて説明している動画です。

環境要素を含めたシナリオのシミュレーションが提示されていますが、

- ①GDP成長を前提とする従来モデルでは、それにつれて環境負荷も上がってしまう
- ②現在のシステムのままでGDP成長が無い場合は、貧困率や債務等の大きな上昇が予測される

などが示されています。

それらを回避するには、様々なシステム変更が必要となる、と説明されています。
人類の適応能力を信じつつも、それらを実現しなければ、将来は大変暗いものとなる、とも訴えています。

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(要約:by Gemini)

##### 動画の要約

経済学者のピーター・ビクター教授は、経済システムと環境の関係について解説しています。従来の経済モデルが環境とのつながりを無視している点を指摘し、資源の採取と廃棄物処理という観点から経済と環境の相互作用を示す図を提示します。[00:00:30], [00:01:00]

過去1世紀の物質とエネルギーの使用量の劇的な増加、それに伴う地球規模の環境問題(気候変動、海洋酸性化など)をデータで示し、人類が安全に活動できる範囲を超過している問題に警鐘を鳴らします。[00:02:29], [00:03:24], [00:03:50] 特に、化石燃料の使用量の急増がこれらの問題の主要な要因であると指摘しています。[00:04:27]

効率化だけでは環境問題を解決するには不十分であり、経済の規模そのものを見直す必要があると主張します。[00:05:24], [00:05:36] カナダを例に、経済成長を前提とした将来予測では、GDPは成長するものの、温室効果ガス排出量、失業率、政府債務、貧困も悪化する可能性を示唆します。[00:08:37], [00:09:29]

経済成長を止めた場合、失業と貧困が急増し、政府債務も悪化するというシナリオも提示しつつ、成長に依存しないより良いシナリオが可能だと主張します。[00:09:51], [00:10:59] そのシナリオでは、経済成長を止める一方で、失業率の低下、政府債務の健全化、貧困の削減、温室効果ガス排出量の大幅な削減が実現できるとしています。[00:11:05]

このより良いシナリオを実現するためには、以下の要素が必要だと提言します。[00:11:50], [00:12:28], [00:12:44], [00:12:51], [00:13:16], [00:13:28], [00:13:47], [00:13:59]
* 成功の定義の見直し
* 資源採取と廃棄への抑制
* 人口と労働力の安定化
* 炭素価格の設定
* 効率的な資本の導入
* 生産性向上による労働時間の短縮
* 手厚い貧困対策
* 人生のための教育の重視

最後に、人類の適応能力を信じつつ、既存の制度が変化に対応する必要性を強調し、変化を起こさなければ将来は暗いものになると警鐘を鳴らし、より明るい未来のために努力すべきだと締めくくります。[00:14:09], [00:14:23], [00:14:36], [00:14:47]

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